合同会社ZEROUM、登記完了——完了後にやったこと全記録

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登記が、完了した。

7月7日に申請したとき、法務局から案内された完了予定日は8月7日。ちょうど1ヶ月待つつもりでいたのですが、実際には予定日より前倒しで完了しました。前の記事で「1ヶ月間は宙ぶらりんです」と書いた矢先の出来事です。

今回は、登記完了に気づいた瞬間から、証明書類の取得、その後の手続きまで——完了後にやったことを時系列でそのまま記録します。

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完了は誰も教えてくれない——自分で確認しにいく

まず知っておいてほしいのが、登記が完了しても法務局から連絡は来ないということです。「完了しました」という通知が届くのを待っていると、いつまでも待つことになります。

僕が完了に気づいたのは、国税庁の法人番号公表サイトで自分の会社名を検索したときでした。登記が完了すると法人番号が指定され、このサイトに会社名・所在地が掲載されます。ここに載っていれば、登記は完了しています。

登記完了の確認方法

  • 国税庁 法人番号公表サイトで検索——会社名が出てくれば完了している
  • 法務局に電話で問い合わせる——申請の受付番号を伝えれば教えてもらえる
  • 完了予定日は「目安」——混雑状況によって前後する。早まることもある

予定日を信じて待っていたら、実際にはもっと早く完了していた。こまめに確認していなければ、動き出せる期間を数日ムダにしていたはずです。

完了後にやったこと① 法務局で3点セットを取得

完了を確認したら、まず法務局へ。法人として動き出すために必要な書類を取りに行きます。取得したのは次の3点です。

書類 01

印鑑カード

印鑑証明書を取るために必要なカード。まずこれを交付申請しないと印鑑証明書が発行できない

書類 02

印鑑証明書

法人口座開設や重要な契約で求められる。印鑑カードを持って窓口で取得

書類 03

履歴事項全部証明書

いわゆる登記簿謄本。届出・口座開設・契約でとにかく使う。複数枚まとめて取っておくと安心

ポイントは順番です。印鑑カードを交付してもらわないと印鑑証明書は取れません。窓口で「印鑑カード交付申請書」を提出し、カードを受け取ってから、そのカードで印鑑証明書を請求する——この流れを知らないと二度手間になります。

また、履歴事項全部証明書は提出先ごとに原本が必要になる場面が多いので、1枚だけ取って帰ると必ず取りに戻ることになります。使い道を数えて、余裕を持った枚数を一度に取得しておくのがおすすめです。

法務局に行く回数は少ないほどいい。「何に使うか」を先にリストアップしてから窓口へ向かうと、1回で終わります。

完了後にやったこと② 法人口座の開設に着手

証明書類が揃って、ようやく法人口座の開設に動けるようになりました。登記完了を待っていた最大の理由がこれです。

待ち期間中に比較を終わらせていたので、完了後は申し込むだけの状態にしてありました。僕が選んだのはネット銀行です。振込手数料の安さ、口座開設までのスピード、日常的な使い勝手を優先しました。施工図の受発注では月に数回の振込が中心なので、店舗の必要性は低いという判断です。

法人口座は個人口座と違って審査があります。事業内容・取引の見込み・実質的支配者などを申告する必要があるので、会社サイトや名刺など「実態がわかるもの」を整えておくと話が早い。僕の場合、登記待ちの間に会社サイトを公開し、名刺も入稿済みにしておいたのが結果的に良い準備になりました。

完了後にやったこと③ 会計とインボイスの体制を決める

もうひとつ着手したのが、会計まわりの体制づくりです。

僕の場合、施工図は法人へ移行し、キャディは個人事業として残る二層構造になります。そこで会計ソフトも役割を分けました。法人は弥生会計 Next、個人事業はやよいの青色申告オンラインで並行運用する形です。同じ弥生シリーズで揃えたのは、操作感が近く、行き来しても迷わないからです。

あわせてインボイス(適格請求書発行事業者)の登録も進める方針を固めました。取引先が法人中心である以上、適格請求書を発行できる状態にしておくのは実務上ほぼ必須という判断です。

登記完了後のTODO実行順

  • 法人番号公表サイトで完了を確認
  • 法務局で印鑑カード→印鑑証明書→履歴事項全部証明書を取得
  • 法人口座の開設申込
  • 税務署・自治体・年金事務所への各種届出
  • 会計ソフトの体制決定・インボイス登録
  • 口座が確定したらクライアントへ正式案内

登記完了は「ゴール」ではなく「開始線」

正直に書くと、登記完了の瞬間に劇的な感動があったわけではありません。法人番号公表サイトに自分の会社名が並んでいるのを見て、「ああ、本当に存在しているんだな」と静かに実感した程度です。

でも、そこから動き出す手続きの多さで、法人になったことを嫌でも実感します。証明書を取り、口座を開き、届出を出し、会計を整える。会社をつくるより、会社を回す準備のほうが手数が多い——これが今回の一番の学びでした。

施工図と同じで、図面が完成した時点では建物は建っていない。ここからが本番です。

まとめ

  • 登記完了の連絡は来ない——法人番号公表サイトで自分から確認する
  • 完了予定日は目安。前倒しになることもあるので、こまめにチェックする価値がある
  • 法務局では印鑑カード→印鑑証明書→履歴事項全部証明書の順。謄本は多めに取る
  • 法人口座には審査がある——会社サイト・名刺など実態を示せる準備が効く
  • 会計は法人と個人事業で分けて並行運用、インボイス登録も進める方針

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次回予告

次は「法人口座の開設——ネット銀行を選んだ理由と申込の流れ」を書く予定です。CORPカテゴリーをお楽しみに。

登記完了までの待ち期間は「合同会社ZEROUM、申請完了——登記完了を待つ1ヶ月間にやっていること」、取引先への案内は「法人化後の取引先への通知——請求書の名義・口座変更をどう案内するか」もあわせてどうぞ。

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