こんにちは。施工図フリーランス×週末キャディの複業で働きながら、2026年7月に一人法人を設立した筆者です。
私が目指しているのは、完全リタイアの「FIRE」ではなく、好きな仕事を選びながら資産収入で生活の土台を支える「サイドFIRE」です。この記事では、30代の複業フリーランスが実際にやっている「ゴールから逆算する資産設計」の手順を、数字つきで公開します。
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サイドFIREとは——フルFIREとの違い
FIRE(Financial Independence, Retire Early)は「資産収入だけで生活費をすべて賄い、働かない」状態を指します。一方サイドFIREは、生活費の一部を資産収入でカバーし、残りは自分で選んだ仕事の収入で埋めるスタイルです。
| フルFIRE | サイドFIRE | |
|---|---|---|
| 必要資産 | 生活費の25倍 | その約半分でOK |
| 働き方 | 完全リタイア | 好きな仕事を選んで継続 |
| 達成難易度 | 高い | 30代からでも現実的 |
私のように「施工図の仕事は続けたい」「キャディも楽しいから辞めたくない」という人間にとって、完全リタイアは実は目標ではありません。「働かなくてもいい状態で、働きたい仕事だけを選ぶ」——これがサイドFIREの本質です。
逆算プラン|3ステップで目標額を決める
STEP1:ゴールの数字を決める(4%ルール)
まず「毎月いくらを資産収入で賄いたいか」を決めます。資産運用の世界には「年間支出の25倍の資産があれば、年4%の取り崩しで生活できる」という4%ルールという考え方があります。
逆算の計算例
月の生活費:25万円
→ 半分の12.5万円を資産収入でカバーしたい
→ 年間150万円 ÷ 4% = 必要資産 3,750万円
フルFIREなら7,500万円必要なところ、サイドFIREなら半分で済む。この「半分でいい」という事実が、30代からでも間に合う最大の理由です。
STEP2:現状を把握する(支出の見える化)
逆算のスタート地点は「今、毎月いくら使っているか」です。私は家計簿アプリで個人口座と事業用口座を分けて管理し、月次の支出をCSVで書き出してライフプランシートに落とし込んでいます。
ここで大事なのは節約そのものより、「削っても幸福度が下がらない固定費」を特定すること。通信費・保険・サブスクの3つを見直すだけで、月1〜3万円の投資余力が生まれるケースは珍しくありません。
STEP3:入金力を最大化する(複業の出番)
資産形成のスピードを決める変数は「利回り」ではなく「毎月いくら投資に回せるか=入金力」です。利回りは市場が決めますが、入金力は自分でコントロールできます。
私の場合、施工図フリーランスの収入を軸に、週末キャディ・ブログという複数の収入の柱を持つことで、生活費と投資額を切り離しています。複業は「収入を増やす手段」であると同時に「1本の柱が折れても投資を止めない保険」でもあります。
積立シミュレーション|月いくらで何年かかる?
年利5%(インデックス投資の期待リターンの目安)で毎月積み立てた場合の資産額です。
| 毎月の積立額 | 15年後 | 20年後 |
|---|---|---|
| 5万円 | 約1,340万円 | 約2,060万円 |
| 10万円 | 約2,670万円 | 約4,110万円 |
| 15万円 | 約4,010万円 | 約6,170万円 |
先ほどの目標額3,750万円は、月10万円なら約20年、月15万円なら約15年で射程に入ります。32歳でスタートすれば、50代前半でサイドFIREラインに到達する計算です。「30代からの逆算」が現実的な数字であることが分かると思います。
複業フリーランスだからできる資産設計
会社員と比べて収入が不安定と言われるフリーランスですが、資産設計の面ではむしろ有利な点があります。
① 収入の上限がない。入金力を上げる手段が「昇給を待つ」以外にいくらでもある。単価交渉・案件追加・複業の柱の追加、すべて自分の裁量です。
② 経費と控除を設計できる。青色申告特別控除(最大65万円)や小規模企業共済・iDeCoなど、手取りを増やす制度をフル活用できます。手取りが増えれば、その分がそのまま入金力になります。
③ 帳簿がそのままライフプランになる。確定申告のために付ける帳簿は、実は資産設計の基礎データそのものです。私は事業の数字と家計の数字を毎月同じシートに集約して、入金力の推移を追っています。
私が実践している運用の中身
運用先はシンプルです。つみたてNISA・成長NISA・iDeCoの非課税枠を優先して埋め、中身は低コストのインデックスファンド。個別株の短期売買はやりません。
考え方のベースは、書籍やYouTubeで広く知られる「お金にまつわる5つの力(貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う)」です。派手なことは何もしていませんが、「稼ぐ力(複業)で入金力を作り、増やす力(インデックス投資)で時間を味方につける」——この2つの掛け算だけで、逆算プランは成立します。
POINT:投資で一発逆転を狙うのではなく、複業で入金力を育てる。30代の最大の資産は「時間」であり、時間を活かせるのは早く始めた人だけです。
まとめ|逆算プランの3ステップ
サイドFIREへの道筋は、突き詰めるとこの3つだけです。
STEP1:資産収入で賄いたい月額を決め、4%ルールで必要資産を逆算する。
STEP2:支出を見える化して、投資余力を特定する。
STEP3:複業で入金力を最大化し、非課税制度×インデックス投資で淡々と積み立てる。
完璧なプランを作ってから始めるより、ざっくりした逆算でいいのでまず始めること。数字は毎年見直せば軌道修正できます。私も法人設立という新しいフェーズに入ったばかりですが、このブログで入金力の育て方や複業のリアルを引き続き発信していきます。
※本記事は筆者個人の経験と考え方をまとめたものであり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
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次は「複業フリーランスの入金力の育て方——収入の柱を増やして投資額を最大化する(本記事STEP3の深掘り)」を書く予定です。MONEYカテゴリーをお楽しみに。
資産配分の全体像は「32歳フリーランスの資産配分を公開する」、NISAの活用方法は「個人事業主が新NISAをフル活用するために」もあわせてどうぞ。



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